
▲「~さん」付けされてる弁当さん
「母恋めし」
その名前は知っていたけど、36年間食べる機会はなかった母恋めし
だって室蘭に住んでたからわざわざ駅弁食べないし
ランチで普段食いするにはちょっと割高だし
学校ないし
お金もないし
暇じゃないしカーテンもないし
花を入れる花瓶もないし
いやじゃないし
格好付かないし
そんなはじめての「母恋めし」
こんにちは母恋めし
母恋めしとは?
北海道室蘭市にある無人駅「母恋駅」
その売店で販売している駅弁・母恋めし。
母恋の語源はアイヌ語の「ポク・オイ」、ホッキ貝のたくさんある場所の意味です。
新鮮なホッキ貝と、ヤヤン昆布の出汁で炊き込まれたおにぎりは、香り豊かでほんのりと甘口の深い味わいが特徴。
旨味たっぷりの大振りなホッキを贅沢に盛り付け、食感も堪能頂けます。
鉄分・カルシウムが豊富で低脂肪と体にも優しい。
味付きたまごの燻製と燻製チーズはスモークの芳ばしさがビールに良く合う!(母恋めし本舗HPより抜粋)
フタをぱかっ
ひとつひとつ大切に個包装されたお弁当たち
フタの裏には母恋という地名の由来となった悲しいお話が書かれているんだ
それにしてもホッキ貝の存在感がスゴイ
どうなってるのかとひっくり返してみると・・
あらここにもおにぎり!
ホッキまるまる一個使っている模様です
個人的にホッキは火を通した方が甘くて好き
ぐへへぜんぶひん剥いてやったわ!
・ほっきのおにぎり2個
・ゆでたまご先生
・チーズ
・香の物
という布陣ですね
ホッキおにぎりの味付けはちょい濃いめ、でもホッキの味はちゃんと生きてておいしいです
・・・!
・・・むむ!
・・・薫る、薫るぞ!
右下のお前(チーズ)と真ん中のお前(ゆで先生)、随分薫るじゃないか!そして旨いじゃないか!押し模様が刻まれているのも仕事が細かいじゃないか!
電車で開けたら母恋めしを知ってる人は思わず振り向きそうなくらい本当に薫りますね
ホッキの炊き込みご飯に使われている「ヤヤン昆布」は、この室蘭近海でしかもう取れなくなった希少な昆布
となりの輪西町にあるラーメン店「鉄平」では、このヤヤン昆布をめいっぱい味わえるラーメンを提供してます
ごちそうさまでした!
当たり前ですが、最後にホッキの殻が残るので、2つ合わせてカスタネットにするもよし、ホッキ貝細工を作るもよし、サンタ・フェするのもよいでしょう
どうやって遊ぶのか、いま、皆さんの感性が試されています
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