嘘じゃないんです
偶然なんです
たまたま選んだゲストハウスの近くに、現役の新地があるなんて知らなかったんです
・・・
ツーリズムEXPOの出展のため、大阪に来た
晩御飯を済ませててくてくと知らないまちを散歩していた(知らないまちで迷子になるのは楽しい)
中島らものエッセイで読んだ「スーパー玉出」に出会ったり、カルルスという懐かしい名前のお菓子を見つけたり、北海道とは違った街並みを楽しんでいただけなのだ
飲食店の並ぶ道を、適当に曲がる
少し進むと、空気の色が変わる
あきらかにピンクっぽくなっている、なんだこの空間は?
「おにいさーん」
声の主は番台のようなものに座っているおばちゃん
一瞬で悟る
そうだ、これは、ちょんの間だ
初めて見た
風俗童貞なので恥ずかしくて直視できないのだが、きれいなおねえちゃんが手を振っている
海外を歩いていてやばめな路地に入ってしまったときの、あの高揚感にも似たものが丹田に集まってくる
夢中で松島新地を歩いた、歩いただけだけど
慣れてきて少し気持ちが下がって来ると、今度は建物の方が気になって来る。相当歴史がありそうな建物がほとんどだ。性風俗の歴史は長いのだ。
いやー、いいもの見た
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